2014年07月19日
ミルラ


ミルラを紹介します~ フウロソウ目カンラン科コンミフォラ属ミルラノキ属 の樹木から分泌される樹脂のことで、没薬(もつやく)とも呼ばれています
ギリシア神話では、父と娘の禁じられた愛に身を焦がしたミュラという女がその罪ゆえに、没薬の木に変えられたことから、この木はその女の名前ミュラからミルラと呼ばれるようになりました
そのためか、ミルラは心身の汚れを除く植物とされてきました。聖書では、東方の三博士がイエス・キリストに捧げた3つの贈り物の中の1つにミルラがあり、古代『偉大な医者』の象徴とされていました
イエス・キリストの埋葬の場面でも遺体とともにミルラを一緒に埋葬されたことが記されています
古くから香として焚いていた記録が残されており、現在でも、カトリック教会などでは場や身を清めるために専用の香炉にミルラを入れて香らせています
殺菌作用を持つことが知られており、鎮静薬、鎮痛薬としても使用されていました
古代エジプトにおいて日没の際に焚かれていた香であるキフィの調合には没薬が使用されていたと考えられています
またミイラ作りに遺体の防腐処理のために使用されていたそうです
ミイラの語源はこのミルラから来ているという説があります
喘息、水虫、カンジダ菌、カタル(粘膜腫脹)、消化不良、膨満(ガス)、下痢、肝炎、食欲不振、胃の不調からくる口臭、真菌感染、口内炎、歯肉炎、歯槽膿漏、口内潰瘍、前立腺のつまり、痔、白癬、皮膚疾患(あかぎれ、傷、炎症、湿疹、とびひ)、風邪、せき、気管支炎、のどの痛み、無月経、少量月経などにおすすめです


空気中にミルラエッセンシャルオイルを拡散させて下さい。風邪で喉に炎症があるとき、咳や痰、気管支炎にも効果的です。たくさんの人が出入りするような場所に香りを広げておくとその場の浄化になります。
120mlの水にミルラエッセンシャルオイルを1~2滴垂らしてうがいをしましょう。口や喉の洗浄殺菌をしてくれます。口内炎や歯周病、歯肉炎にも良いでしょう。
15mlの希釈オイルに、ミルラ、フランキンセンス、レモンエッセンシャルオイルを各2滴ずつ垂らして、ブレンドオイルを作ります。これを足の爪や水虫の患部に1週間に2~3回塗りましょう。
浴槽のお湯にミルラエッセンシャルオイルを2~3滴垂らしてアロマバスを楽しみます。無気力な時や、明るい気持ちになりたい時、不安や孤独、恐怖感のある時などにお勧めです。心を明るく高めて、気分を軽くしてくれるでしょう。アレルギー性の発疹もを抑えられるでしょう。
15mlの希釈オイルに1~3滴のミルラエッセンシャルオイルをまぜて、あかぎれ、傷、炎症、湿疹、とびひなどの患部にやさしく塗ってください。消化不良には、腹部や胃腸のあたりや足の裏をマッサージしましょう。
※子宮収縮作用があるので、妊娠中の使用は避けましょう。
上記の使用方法はdōTERRAのエッセンシャルオイル以外では行わないでください。CPTG 「Certified Pure Therapeutic Grade」認定の100%純粋で天然であるオイルだからこそできることです。CPTG認定オイルは、AFNOR(フランス規格協会)やISO(国際標準化機構)の等級基準をはるかに超えております。エッセンシャルオイルにはそれぞれに特徴があり、作用や効能、使い方もいろいろあります。これらの製品は任意の病気の診断、治療、治癒を約束するものではありません。症状が回復しない方は医師にご相談されることをお勧めします。