2014年05月23日
フランキンセンス
フランキンセンスは、オイルの中の王様と呼ばれる高級精油です 古代エジプトで神聖な香りとして神に捧げられており、現在に至るまで祭壇や寺院で薫香としても使われたり、瞑想の際に用いられたり、信仰の香りとしても親しまれてきました
古代では金よりも価値があり、王族のみ使用でき、絶世の美女クレオパトラも愛用されていたそうです
女王のアイメイクに用いられるほど、フランキンセンスは優れた精油で、肌を若返らせるスキンケア化粧品としても使われていました。その他にも、聖書にフランキンセンスが登場するのは有名な話です。イエスキリストの誕生を祝い、東方の三賢人が偉大なる商人としての”黄金”、偉大なる医師としての”ミルラ(没薬)”、そして偉大なる預言者としての”フランキンセンス(乳香)”を贈り物として捧げたとされています。そのフランキンセンスの効能と、使用方法を紹介します~


フランキンセンスは優れた抗菌作用がありますので、呼吸器系のトラブルを防いでくれる効果があります。粘膜に対して、とても効果的に働き、肺の浄化、呼吸を楽にし、鼻水や、咳、ノドの炎症など、風邪の症状の緩和におすすめです。せきや気管支炎、喘息などもサポートしてくれます。精神面では主にエネルギーに作用し、注意力散漫やイライラ、落ち着かない、多動などが減少して集中力が高まります。
皮膚細胞に対して、再生を促す効果があります。老化してしまった肌の若返りはもちろん、アンチエイジングや乾燥肌、しわ、ニキビや傷跡など、肌のトラブルに力を発揮します。
フランキンセンスは鎮痛作用があります。細胞保護、炎症、感染症に効果があり、細胞組織を治す能力があります。抗がん、抗うつ、抗腫瘍、抗炎症、免疫刺激、下痢、頭痛、風邪、せき、ぜんそく、気管支炎、扁桃腺のはれ、ストレス、不安、集中力低下、防腐、抗酸化、老化、アレルギーなどにおすすめです。
フランキンセンスエッセンシャルオイルを空気中に拡散させて下さい。ウッディーな香りで、心を穏やかに鎮めます。ぜんそく、頭痛、風邪、せき、気管支炎、扁桃腺のはれ等の症状を軽減させてくれるでしょう。
15mlの希釈オイルに3滴のフランキンセンスエッセンシャルオイルをまぜて、フェイシャルマッサージしましょう。しみ、しわ、ニキビ跡などの肌のトラブル、老化、ドライスキン、オイリースキンにも効果的です。
ぜんそくには、15mlの希釈オイルに3滴のフランキンセンスエッセンシャルオイルををまぜて、これを2~3滴胸部や足裏に塗ってください。頭痛なら、ひたい、こめかみ、後頭部の首の付け根、両耳後部に塗ってください。
熱いお湯をはった洗面器にフランキンセンスエッセンシャルオイルをを2~3滴垂らしてフェイシャルスチームをします。蒸気を顔にあてながら口から吸入すると肌の老化防止と共にのどの粘膜を強化してくれます。
浴槽のお湯にフランキンセンスエッセンシャルオイルをを2~3滴垂らしてアロマバスを楽しみます。ストレス、不安、パニック症状、緊張、注意力散漫、興奮を抑えるでしょう。
